yami to hikari

闇と光、 自分にもあり、隣人にもある。

タグ:がん

12月になっちまいましたね。
11月も怒涛のように過ぎてしまいました。

がんの手術で入院していた利用者さんが退院しました。
医療設備の整った施設に転院、という話でしたが、
受け入れ先が見つからず、戻ってきました。
なんとなく予想はしてましたが・・。

上顎洞がんということで、
手術でがっぽり上顎が切除されてました。
口腔内上部と鼻腔の境目が無くなりました。
そこに蓋のような器具が装着されてます。
文字だとうまく説明できないな・・。
口と鼻がストレートになってしまった、ということです。
蓋で境目を作ってるんですね。

目を離すと他害に及ぶ利用者さんだったので、
戻ってきたら大変だ、と皆覚悟してたのですが、
全く手の掛からない別人になって戻ってきて驚愕です。
「座っててね」と言えばずーっと座ってるし、
すっかりおとなしくなってしまったというか。
我々にとっては良い変化なのですけれど。

精神薬を盛られて鎮静されてるわけではありません。
現在、精神薬を飲んでません。
どうしてなのか謎ですが、
手術後、ICUで数日間、昏々と眠らされてたようです。
もしかしたら電気ショック療法のような効果があったのでしょうか?
本当に、入院前の自分を忘れてしまったようなのです。

そんなわけで、
居るか居ないかわからないような存在になってしまい、
ユニットがカオスになることも無く。
今日も無事に私の仕事は終わりました。

しかし。私は凄く疲れてまして、
まるで燃えカスです(笑)。
仕事は通常業務だけではなく、
12月10日締め切りの論文提出だの、
会議だの、チューターだの何だので、あっちもこっちもです。
一応上司に診断書は提出しました。
予想通り、ふわっとした対応でした(笑)。
大ごとにしたくないんでしょうね。

ボヤけばキリがないです。今日はこのへんで・・・。

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ちゃーは今日もお美しいです。

利用者さんにガンが見つかりました。

診察のきっかけは足元がおぼつかなかったこと。
(ここら辺の経緯もいろいろあって詳しく書けません。)
総合病院でCTを撮ったところ、軽い脳梗塞が見つかりました。
ああ、これが原因だったんだね、軽くてまずは良かった、
と言っていたんですが、
右頬の腫れ、痛みの訴え、鼻鳴り等、「?」という症状が翌日現れ、
受診すると、「上顎腫瘍」との診断が。
おそらく悪性とのこと。

大きな病院ですが口腔外科がありません。
となり町の総合病院を紹介されました。

今日、受診となり、看護師と職員が付き添い。
「即日入院だろうね」と皆思っていました。
ところが、今日施設に利用者さん、帰ってきました。

早い話が「受け入れ拒否」です。

病院内のいろいろな科をたらいまわしにされ、
結局、「脳梗塞の治療を優先すべき」との言い分で。
上顎がんは最初の病院で「この人、死ぬよ」との医者の宣告があったのです。
「いつ死んでもおかしくないよ」と。
それを優先順位は脳梗塞が先だと?
もう手遅れだから拒否った?

利用者さんは自閉症に統合失調症の症状を持つ方で、
たしかに、受け入れが難しい患者さんではあります。
そして今日行った病院には精神科が無いという・・。
紹介した最初の病院も顛末が予想出来なかったんだろうか。

精神科と口腔外科のある病院となると、
この近隣では入院は無理でしょう。

どうするの?どうなるの?
我々が看取るの?
いつ死んでもおかしくない、と言われてる人のそばで、
皆、動揺しています。

利用者さんは身寄りの無い方。
重度知的障がい者で統合失調症患者、天涯孤独。
だからこんなにぞんざいに扱われたの?

ご本人はいつもどおり童女のよう。
大好きなコーヒーのことしか頭にありません。
それが余計やりきれない気持ちにさせますね。
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毎日がやすらかでありますように。

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