yami to hikari

闇と光、 自分にもあり、隣人にもある。

カテゴリ: 介護の仕事

今日は夜勤です。
昨日書いた件もあり、微妙に緊張しています。

重度知的障がい者施設の利用者さんの中には、
精神病を併発している方も多くいます。
私のユニットでも18人中5人が精神病を併発しています。

それを素人同然の我々がみている危うさ。

一応、棟内には内科と精神科の診療所があります。
しかし保護室のようなところは無く、
何かあってもユニットでの見守りが基本となります。

一昨年のお盆休み、
帰省していた利用者さんが寮内に包丁を持ち込む、
といった事件がありました。
やまゆり園の事件に触発されたようです。
この方も統合失調症を併発している方で。
包丁は詰め所で、持ち物チェックで見つかったので被害には及びませんでした。
さすがにこの件は、利用者さんが精神科に入院することとなりました。

本当に我々の仕事って、難しい仕事だと思います。
もう耐性がついて、多少のことではびっくりしなくなったけど。

行政も施設側も、知っているのに知らん顔をしている部分が多すぎる。
「どうしたら職員が辞めなくなるかなぁ」
・・・とぼけたことを言うなよ、と思います。
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にゃんこ並みに毎日10時間寝てます。疲れた。

利用者さんにガンが見つかりました。

診察のきっかけは足元がおぼつかなかったこと。
(ここら辺の経緯もいろいろあって詳しく書けません。)
総合病院でCTを撮ったところ、軽い脳梗塞が見つかりました。
ああ、これが原因だったんだね、軽くてまずは良かった、
と言っていたんですが、
右頬の腫れ、痛みの訴え、鼻鳴り等、「?」という症状が翌日現れ、
受診すると、「上顎腫瘍」との診断が。
おそらく悪性とのこと。

大きな病院ですが口腔外科がありません。
となり町の総合病院を紹介されました。

今日、受診となり、看護師と職員が付き添い。
「即日入院だろうね」と皆思っていました。
ところが、今日施設に利用者さん、帰ってきました。

早い話が「受け入れ拒否」です。

病院内のいろいろな科をたらいまわしにされ、
結局、「脳梗塞の治療を優先すべき」との言い分で。
上顎がんは最初の病院で「この人、死ぬよ」との医者の宣告があったのです。
「いつ死んでもおかしくないよ」と。
それを優先順位は脳梗塞が先だと?
もう手遅れだから拒否った?

利用者さんは自閉症に統合失調症の症状を持つ方で、
たしかに、受け入れが難しい患者さんではあります。
そして今日行った病院には精神科が無いという・・。
紹介した最初の病院も顛末が予想出来なかったんだろうか。

精神科と口腔外科のある病院となると、
この近隣では入院は無理でしょう。

どうするの?どうなるの?
我々が看取るの?
いつ死んでもおかしくない、と言われてる人のそばで、
皆、動揺しています。

利用者さんは身寄りの無い方。
重度知的障がい者で統合失調症患者、天涯孤独。
だからこんなにぞんざいに扱われたの?

ご本人はいつもどおり童女のよう。
大好きなコーヒーのことしか頭にありません。
それが余計やりきれない気持ちにさせますね。
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毎日がやすらかでありますように。

今月の給料、手取りで156000円です。
クルマのローンが天引きとはいえ、
少なくてため息が出ちゃいますね。

結構残業したつもりだったけど、
してなかったのか。カットされてるのか。
自分でも記録しておかないと駄目ですね。

介護職って、
初任給みたいな給料がずーっと続きます。
ボーナスの無い事業所も多いと聞きます。
うちはボーナスが年間3.5か月出るので、
(それでも一般企業に比べたら少ない方では?)
月々少ない分補えますが・・。

って、夏のボーナスいつ出るんだろ?(笑)
今月末かな?
クルマのローンで6万引かれるので、
何も嬉しくないです(笑)。
パーッと使えるほど手元に残らない。

給料明細見るたび憂鬱になります。
家賃、病院代等は自腹だし、
これじゃ生活保護とたいして変わらないよね・・。
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毎度書きますが、
こんなんじゃ担い手がいなくなるよ。
職員のストレスが、職場の風通しを悪くしていますね。
せめて給与面だけでもマシになれば。

夜勤で風邪ひいた様子。
喉痛い、鼻水出る。

今回の夜勤は(も)大変でした。
次から次へとお客様(利用者さん)が詰め所にご来訪。

21時~22時40分
いつもの若い娘さん。「眠れないもん」とご来訪。
眠れないと言われても。「寝なさいよー」としか言いようがないのです。
こんなこと言うと何ですが、「眠れない」と言いながら生き物の唸り声を上げ続けます。
ヒトってこんな周波数の声が出るんだ、というような・・。
夜間なので他の利用者さんの脳髄にキテるはず。
「寝なさいよー」がだんだん「寝なさいっ」に変化していきます。
その後は彼女が諦めて(かまってほしいのです)自室に戻るまでゆるっと放置するしかないのです。

23時半
尿失禁した利用者さんがご来訪。
「おしっこ出た、おしっこ出た」と詰め所を激しくノック。
紙パンツを2枚履きにしてますが、それでも漏れる。
パジャマも濡れてしまい、着替えます。トイレ内で着替えてもらいます。
その間、居室のベッドをチェック。防水シーツはセーフ。
彼女が再入眠したのを見届けたのは0時過ぎ。

書類整理が終わり、仮眠します。1時半を回ってました。

3時
速い足音にはっとして起きます。
モニターには尿失禁を訴えた利用者さんが、他の人の居室に向かう姿が。
施錠してますが、他の利用者さんを起こしてしまうとまた面倒なことになるので、
「何してる?」と低い声で制止します。
「・・ちゃんとするちゃんとする・・」
と言いながら自室に戻る利用者さん。この方、夜中こういうことするのが多い。
そして朝方寝るので、朝食で起こしてもなかなか起きません。
4時まで、早い足音、制止の繰り返し。

4時
隣のユニットの利用者さんがご来訪。
「布団片づけてください」
「・・・・まだ夜だよ。寝ててください」
「はい」
この後、この会話が何十回も続きます(苦笑)。

直後に、寝ぐずった若い娘がご来訪。
「テレビみたいもん」「お腹痛いもん」
関わりが持ちたいだけのことが多いので、しばらく静観。
そしてまたあの唸り声・・・寝ている他の方の大迷惑です。
「いい加減にしてください!部屋に戻って!」
すぐに戻るわけがない。

「布団片づけてください」「テレビ観たいもん」
・・・5時まで、ドア越しの押し問答が繰り広げられます。

5時
他の利用者さんが煩さに目を覚まし、ひとりふたりとトイレにやってきます。
トイレ前が詰め所。
ヘタすると腹いせに他害してしまうので、廊下に出ます。
利用者さん、一度トイレに固執してしまうと、その後5分おきにトイレに来るんですね。
危ないったらありゃしない。
「何回もトイレに来ません!危ないから部屋に戻って!」
低い声で促します。唸り声の若い子もなんとか居室に戻します。
その間も、「布団片づけて」とノックする利用者さんの声が聞こえる・・・。

6時
「開けてートイレー」
危険防止のため施錠されてる利用者さんが騒ぎ始めます。
鍵を開けて「静かに行ってください」とトイレに促します。
この方、独特の声をしており、この声で周りが不穏になるのです。
(以前書いた耳を喰いちぎられた人)
この方が起きると事故防止のため気が抜けません。
モニターを見ると、「布団片づけてください」の利用者さんが、
しびれを切らして全裸になっている(苦笑)。

7時
起床時には、もう私は死んでます(苦笑)。

知的障がい者施設の夜勤は、体力よりも気力勝負です。
利用者さんは1度の促しで指示に従うことはまずありません。
何回、何十回もデジャブが続きます。
悪い夢の中のようです(笑)。
まぁ体力的にラクなので夜勤を好む職員もいます。
行事の後なんかは皆疲れて、朝まで静かだったりもしますが・・・。

私にとってはハードな夜勤。
こんな状態で、1回の手当は3000円に満たないのですよ・・・。

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よくやってるわ・・・入所施設の職員さん、お疲れ様です。
気持ちは曇天ですよね(苦笑)。

ついにうちの施設がニュースに出ました。
事件から2か月近く経過してからニュースになるんですね。
利用者さんは骨折、職員は早いうちに解雇されてます。
地方ニュースのスポット的な扱いで、地味~な感じでした。

同じ虐待でも、大騒ぎになるものがあったり、
今回みたいにふわっと扱われたり、
マスコミもどういう基準で報道してるんだろう。
法人の力も関係してるのかな?
うちの法人は大きくて古いから、なんらかの協定みたいのがあるのかな。

取材班も敷地内に入ってきたようです。
私ら職員には、個々の感想など述べないよう、緘口令が敷かれています。
かといって「知りません」とも言うなと。
丁寧に「総務で対応しておりますのでそちらにお尋ねください」
そう応えるように指示がありました。

まぁ、こういうことが起きないようにするのが一番ですね。
そもそも「誰でもウェルカム」な採用をしてるからこんなことになるんじゃないかと・・・。

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そういや採用試験に「適性検査」はなかったな・・・

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